京都府のペット火葬を比較|自治体・訪問火葬・霊園の料金と対応地域




京都府でペットの火葬先を探すと、自治体の引き取り、訪問火葬、霊園・斎場などが出てきます。ただし「京都府対応」と書かれていても、京都市内と府北部では出張条件が同じとは限りません。また、自治体への依頼は費用を抑えられる一方、遺骨を返してもらえないことがあります。

まず決めたいのは、①遺骨を手元に残したいか、②家族でお骨上げに立ち会いたいか、③自宅への訪問が必要か、の三つです。そのうえで住所とペットの種類・体重を伝え、対応可否と税込総額を確認しましょう。ペットが亡くなった直後で安置方法から確認したい場合は、先に亡くなった直後の対応をご覧ください。

この記事は京都府内の選択肢を絞るための地域ガイドです。全国的な料金の目安はペット火葬の料金ガイド、業者を見極める共通の基準はペット火葬サービスの選び方に譲り、京都府の自治体差と訪問範囲を中心に解説します。



最初に選ぶ:返骨・立会い・移動の希望

希望すること最初に調べる方法申し込む前の確認点
費用を抑えたい。返骨は不要お住まいの市町村の引き取り・持ち込み手数料、持込条件、受付日、遺骨の扱い
遺骨を持ち帰りたいが、拾骨は任せたい民間の個別一任火葬返骨時期、骨壺代、出張費を含む総額
家族でお骨上げをしたい個別立会火葬立会い・拾骨の範囲、場所、所要時間
自宅近くで送りたい訪問火葬町名まで伝えた対応可否、火葬車の停車場所
霊園でお別れし、その後もお参りしたい施設型の霊園・斎場来園方法、火葬と納骨の別料金、開園時間

「個別火葬」という表示だけでは、家族がその場でお骨を拾えるとは限りません。スタッフが拾骨する個別一任と、家族が拾骨する個別立会を区別してください。合同火葬は通常、個別の返骨を前提としないため、遺骨を残すか迷っている段階なら引き渡す前に確認しましょう。

自治体へ依頼する場合:市町村ごとに制度が違う

京都府全域で同じ手数料・同じ受付窓口があるわけではありません。以下は公式情報を確認できた三市の例です。別の市町村に住む方は、その自治体の環境・清掃担当の案内を見てください。市の収集・持ち込みは、民間の葬儀プランと同じ内容ではありません。

自治体公式に掲載された方法と手数料遺骨・大きさなどの注意
京都市収集または生活環境美化センターへの持ち込み。ペット1体4,810円委託先で合同焼却。個別の埋葬・供養を望む場合は民間へ
宇治市市役所へ持ち込み:犬2,200円、猫・小動物1,100円。引き取り:犬3,300円、猫・小動物2,200円市は火葬後の遺骨返却・お参りはできないと案内
亀岡市桜塚クリーンセンターへ持ち込み、1体1,200円燃やすごみと一緒に焼却。50cm角の段ボールに収まらない大きさは受け入れ不可

確認日:2026年11月5日。料金は市の制度が対象で、民間の個別火葬と内容が異なります。受付日時・支払い方法・対象者は各市の公式ページと電話で確認してください。

京都市:収集も持ち込みも4,810円

京都市の案内では、ペット1体につき4,810円で収集に来る方法と、生活環境美化センターへ持ち込む方法を示しています。収集の申込みは生活環境美化センターが受け付け、平日8時30分~16時30分、土・日曜8時30分~11時30分の案内です。年末年始は休みです。持ち込みは別の受付時間のため、行く前に同ページで確認してください。

市が引き取った遺体は動物専門の委託業者へ渡し、合同焼却されます。京都市は、個別の埋葬や供養を希望する場合は民間の動物霊園等へ依頼するよう案内しています。「市に頼んでから遺骨を返してもらう」ことは前提にしないでください。家族で拾骨したい場合は、引き渡す前に個別立会の見積もりを取りましょう。

宇治市:犬か猫・小動物かで料金が異なる

宇治市の公式ページでは、犬は持ち込み2,200円/引き取り3,300円、猫・小動物は持ち込み1,100円/引き取り2,200円です。引き取り依頼は、まち美化推進課へ電話予約が必要です。引き取り時には立会いを求めています。持ち込みの受付場所は曜日と時間帯で変わるため、市役所へ向かう前に確認してください。

市が引き取ったペットは城南衛生管理組合の小動物焼却施設で火葬し、遺骨の返却やお参りはできないとしています。宇治市に住んでいて返骨を希望するなら、自治体料金と民間料金を単純に最安値比較せず、希望する見送り方が含まれるかを先に見てください。

亀岡市:自己搬入できる大きさに制限がある

亀岡市の案内は、飼っていた犬・猫などの小型動物を桜塚クリーンセンターに持ち込む方法を案内し、手数料は1体1,200円です。ただし、縦・横・高さ50cmの段ボールに収まらない動物は受け入れを断ると明記しています。首輪や副葬品を外し、遺体だけをビニール袋に入れてから段ボールに収める取扱いです。

同センターでは燃やすごみと一緒に焼却するため、家族で立ち会ったり個別に遺骨を受け取ったりする方法としては案内されていません。大型犬など大きさが合わない場合は、民間の対応設備を確認してください。持ち込み受付時間は市の施設案内で確認できます。

府北部では「斎場ならペットも火葬できる」と考えない

自治体の施設名だけで受け入れを判断しないことも大切です。たとえば舞鶴市斎場の公式案内は、ペットなど動物の死体を火葬できないと明記しています。これは舞鶴市の別の制度の有無まで否定するものではありません。舞鶴市で自治体への依頼を考える場合は、市の清掃・環境担当へ、引き取り方法、料金、返骨の有無を直接確認してください。

京都府内の民間サービスを比べる:掲載価格と対応範囲

現在の「ペット 火葬 京都」の検索結果には、京都府内向けの訪問火葬ページ、霊園・斎場、業者紹介窓口、自治体案内が並びます。読者が必要なのは単なる「おすすめ順」より、自分の住所へ来るか、希望する返骨・立会いがあるか、追加費用を含めていくらかです。以下は公式サイトで確認した掲載例で、広告報酬による順位ではありません。

候補・形態公式に掲載された料金例対応地域・比較ポイント
ペット火葬ハピネス・亀岡市向けページ/訪問合同7,700円~、個別13,200円~、個別プレミアム16,500円~(税込)京都府内の多数の市町村を列挙。ただし許認可等で対応できない地域もあると明記。住所別の可否と総額を確認
京都ペットセレモニー/訪問1~5kg:引取り供養23,100円、個別一任28,600円、個別立会30,800円(税込)無料出張エリアは京都市・宇治市・亀岡市など13市町。その他は出張条件を要確認
北白川ペット霊園/霊園5kgまで:合同18,700円、おまかせ個別22,000円、立会個別27,500円(税込)京都市左京区の施設。お迎え・返骨配達などは別料金となる例がある
ペット葬儀110番/紹介窓口霊園供養8,500円~、個別一任15,400円~、家族立会17,600円~(税込)担当加盟店・地域によって価格や条件が異なる場合あり。府内の住所で見積もりを確認

各事業者の公式ページを2026年11月5日に確認。表は体重区分とサービスの中身がそろった「同一条件の見積り」ではありません。最安額だけで並べ替えず、住所・種類・体重・希望日時を伝えて比較してください。

ハピネス:府内の掲載範囲は広いが、住所単位で確認する

ハピネスの亀岡市向けページには、京都市内の各区に加え、宇治市、亀岡市、舞鶴市、福知山市、京丹後市など府内の市町村が対応エリアとして並びます。ただし同じページに「許認可の関係等で現在対応できない地域も一部ございます」との注記があります。府北部もリストにあるから必ず指定日時に訪問できる、とは読めません。

プラン表では合同火葬は返骨なし、個別火葬は返骨あり、個別プレミアムは家族の拾骨ありと整理されています。たとえば猫の体重を伝えずに「個別13,200円~」だけで予定を立てるのは避けましょう。最低料金が適用される体重、訪問先の町名、夜間の希望、駐車場所、出張費を含む確定した税込総額を確認します。電話やフォームで相談できる時間と、実際に火葬できる日時も分けて聞いてください。

京都ペットセレモニー:出張無料の市町村が明示されている

京都ペットセレモニーの料金表では、1~5kgの引取り供養が23,100円、個別一任が28,600円、個別立会が30,800円です。引取り供養は合同火葬後に合同埋葬され、個別一任ではスタッフが拾骨して返骨、個別立会では家族が拾骨して返骨する、とプランの差も明確です。

対応地域・交通費のページで無料出張と明記される京都府内の地域は、京都市、宇治市、八幡市、向日市、長岡京市、大山崎町、久御山町、京田辺市、城陽市、亀岡市、木津川市、井手町、精華町です。それ以外は「お問い合わせください」としています。たとえば福知山市や京丹後市から相談するなら、訪問できるかと交通費を先に聞きましょう。無料地域の料金には骨壺・骨袋も含まれるとの公式Q&Aがありますが、希望する追加品や訪問日時で変わる費用がないか見積りで確かめてください。

北白川ペット霊園:来園とお迎えでは総額が違う

京都市左京区に施設を持つ北白川ペット霊園の料金表では、5kgまでの猫・小型犬などは合同18,700円、おまかせ個別22,000円、立会個別27,500円です。霊園で家族とお別れをし、その後も納骨やお参りを考えたい場合の候補になります。

一方、お迎えや返骨の配達はプランによって別料金です。公式ページでは、おまかせ個別火葬のお迎えが2,200円から、返骨のお届けが3,300円からと案内されています。来園できる方と自宅から送迎を頼む方では総額が変わります。希望する骨壺の大きさや納骨の有無も含め、霊園に「火葬当日はいくら、後日の納骨はいくら」と分けて尋ねましょう。園の開園時間と電話受付時間も異なるため、訪問前に予約を確認してください。

ペット葬儀110番:紹介される加盟店の条件で見積もる

ペット葬儀110番の料金ページは、霊園供養8,500円~、個別一任15,400円~、家族立会17,600円~と案内しています。ただし、対応エリアや加盟店により掲載価格・条件で対応できない場合があると注記しています。京都府のどの市町村でも同じ金額で同じ会社が担当する、と解釈しないでください。

相談時は、紹介される事業者名、火葬方法、返骨方法、訪問日、体重区分、出張費を聞き、納得できるまで申込みを確定しないことが大切です。同社は見積りを案内していますが、条件によって事前確認のうえで調査・見積りに費用がかかる場合があるとも記載しています。相談・見積りが常に無条件で無料とは断定せず、費用の有無を先に確認しましょう。

京都府内で住所により変わる三つの費用

1. 出張費と対応可能日

京都市内の無料出張という表示を、舞鶴市や京丹後市にも広げて考えないでください。京都ペットセレモニーは府内13市町を無料と明示する一方、その他は問い合わせ扱いです。ハピネスも府内の多くを挙げつつ、一部対応できない地域があると注記します。「京都府対応」と「自宅へ希望日時に追加費用なしで来られる」は別の条件です。

見積りには市町村名だけでなく町名まで必要です。府北部、山間部、集合住宅などでは、担当エリアと火葬車の停車場所を具体的に確認しましょう。停められる場所が見つからない場合に近隣の別の場所で火葬するのか、車に乗せて移動するのかも聞いておくと当日の行き違いを防げます。

2. 返骨・骨壺・納骨

同じ「個別」でも、骨壺が料金に含まれるか、家族が拾骨できるか、返骨がその場か後日かはサービスごとに違います。霊園では、火葬料と迎え・返骨配達・納骨料が別に設定されることもあります。合同火葬を選ぶ前には、遺骨を返してもらえるかを必ず確認してください。供養や納骨を今すぐ決めなくてもよいか、後日相談できるかも聞けます。

3. 時間帯・ペットの大きさ・追加品

掲載の「○円~」は最も低い体重区分などを示すことが多く、5kgの犬・猫や大型犬にそのまま当てはめられません。夜間や早朝の対応、式や読経、棺・骨壺の変更などを希望するなら、必要なものと不要なものを分けて伝えると比較しやすくなります。どこに追加費用が生じやすいかはペット火葬の追加料金ガイドも参考にしてください。

見積もりは同じ条件で二つ以上を比べる

急いで一社に決める必要があるとは限りません。体を涼しい場所に安置したうえで、希望する内容を短くまとめて相談すると、同じ条件で比べられます。次のメモをそのまま使ってください。

「京都府○○市○○町です。亡くなったペットは○○で、体重は約○kgです。個別火葬で返骨を希望し、家族で拾骨する/拾骨はお任せする予定です。○日ごろを希望します。訪問できる日時と、火葬・出張・骨壺・返骨を含む税込総額、追加料金が発生する条件を教えてください。見積りを記録に残せますか。」

【見積もりの確認先】 訪問火葬を考える方は、まずハピネスの京都府向け公式案内で住所と体重を伝え、対応可否と総額を確認できます。比較対象が必要な場合や対応できない場合は、ペット葬儀110番の公式料金・相談ページでも、担当加盟店と見積り条件を確認してください。どちらも申込みを急がず、返骨と立会いの希望が合うかを先に確認しましょう。

よくある疑問

京都市の4,810円の引き取りで遺骨は戻りますか?

京都市の公式案内は委託先での合同焼却を説明し、個別の埋葬・供養を望む場合は民間の動物霊園等へ依頼するよう案内しています。返骨や家族による拾骨を希望するなら、市へ引き渡す前に民間の個別火葬を確認してください。

宇治市や亀岡市に住んでいても京都市の制度を使えますか?

市町村の制度は居住地や受け入れ条件で異なります。この記事の三市の料金を相互に適用できるものと考えず、まず自分が住む市町村の公式窓口に確認してください。宇治市は犬と猫・小動物で料金も異なります。

「24時間受付」なら夜間に必ず火葬してもらえますか?

相談窓口が24時間でも、希望する時間に担当スタッフが訪問できるとは限りません。住所、ペットの大きさ、担当エリア、火葬場所を伝え、実際の訪問・火葬時刻と夜間料金の有無を聞きましょう。落ち着いてお別れしたいなら、無理に最も早い枠を取る必要もありません。

犬が亡くなった場合、火葬のほかに手続きはありますか?

飼い犬には死亡届が必要です。たとえば京都市の案内は死亡から30日以内の届出を求め、環境省指定登録機関にマイクロチップ情報を登録しているかどうかで手続き先を分けています。他市町村では窓口を確認してください。火葬先の予約と死亡届は別の手続きです。

今日決めることは「送り方」と「住所別の総額」

京都府内での選び方は、まず遺骨を残すかどうかから始まります。返骨を望まないならお住まいの自治体の制度を調べ、返骨や家族の拾骨を望むなら民間の個別火葬を比べましょう。自治体でも京都市・宇治市・亀岡市で費用と受け入れ条件は異なり、訪問サービスも無料出張エリアや実施可否が違います。

今すぐできるのは、住所・ペットの種類と体重・返骨・立会いの希望を一枚のメモに書くことです。その内容を同じように伝えて見積もりを取れば、料金だけでなく、家族が望むお別れができるかで判断できます。