こんにちは、サラリーマンFXトレーダー・しゅんすけです。
みなさん、トレードやりっぱなしにしてませんか?
ちゃんとトレードの振り返りを行ってますか?
上手くいってもいかなくても、トレードの振り返りはきちんと行いましょう(‘ω’)ノ
これをやらないと、ルール通りにトレードできているのか?負けた原因がなんだったのか?ルールが悪いのか?ルール違反があったのか?などなど、何も改善されないまま次のトレードを行うことになります。
勉強に例えると、問題集は解くけど、答え合わせは他人に任せて、点数だけ聞いて一喜一憂するのと同じです。
そして、正しく振り返りをやらなければなりません。
でも、「正しく」って簡単に言っても、何が正しくて、何が間違っているか、分からないですよね。
私もそうです。
ただ、自分なりの「これかな?」って振り返り方は出来てきたかなあと思いますので、今回は「振り返り」について記事にしたいと思います。
そして、最近私自身が経験したトレードの振り返りにまつわる失敗談についても書いていこうと思います。

トレードの振り返りの意味ってなに?
漠然となら、振り返り「やる」のと「やらない」のとどちらがいいか?と聞かれれば、そりゃ「やる」の方がいいでしょう、ということはなんとなくわかりますよね。
でも、それにどれだけの意味があるの?と聞かれると、きちんと答えられる人は少ないかもしれませんね。
そして、勉強のやり方が人ぞれぞれなのと同様に、トレードの振り返り方も人それぞれあると思います。
なので、ぜひとも自分のトレード振り返り方法の確立を目指してください。
後程、私がトレードの振り返りで具体的に何をしているのかを詳しく述べていきたいと思います。
結論からですが、私がトレードの振り返りに求める目的はこんな感じです↓
- 勝率の確認
- プロフィットファクターの確認
- ルール違反がなかったか確認
- 負けトレードに共通点はないか確認
振り返りで何を確認したいか、これが決まれば、そこから逆算して、振り返り方法が決定できると思います。
トレード振り返りの具体的方法
私のトレードの振り返り方法を具体的にご紹介します。
正直言って、大したことはやってません(´_ゝ`)
振り返りの頻度は、1週間に1回、つまり相場がお休みである土日に行ってます。
やっていることは、大きく分けて2つです。
- 実際に行ったトレードの結果についてデータ集計
- チャートを見返してトレードの答え合わせ
この2つについて、もう少し詳しくご紹介します。
トレード結果のデータ集計
実際に行ったトレードの約定履歴を確認しながら、いろんな項目のデータをエクセルに入力しています。
エクセルを使用している理由は、数値の集計やデータのソート機能を使うことで、あとから統計データを取りやすくするためです。
正直、私はエクセルを使いこめるような知識がないので簡単な集計しかしてませんが、マクロとかできる人はハイレベルなトレード分析が可能だと思います(・´з`・)
では、どんな項目についてデータ収集しているか?以下の通りです。
- エントリー日時(日付、時間、曜日)
- エントリーの方向(ロング/ショート)
- Lot数
- 結果(Pips、金額)
- 評価(ルール通りだったかどうか、懸念はないか、など)
曜日や時間帯は、自分の得意な曜日や市場(東京/ロンドン/NY)を探るためにデータを取ってます。
ちなみに私の場合は、あまり結果に差がなさそうです。
あと、人によっては、ロングかショートで結果に偏りが出る場合もあると思いますので、収集しといて損はないと思います。
そして、個人的に一番重要なのは、⑤トレードの評価です。
やはり、そのトレードがルール通りだったのか?、何か気づきはないのか?、手法の改良にヒントはないのか?など、後から考察することが非常に大切だと思います。
チャートでトレードの答え合わせ
自分の手法・ルールを見直して、チャートが確定した状態でじっくりとエントリーポイントと決済ポイントを検証します。
この検証結果と、実際のトレード結果が一致すれば、その週のトレードは、たとえマイナスであってもナイストレードだったと言えます。
ただし、チャートが先まで見えている状態で検証すると、都合がいいようにエントリーと決済を定めてしまいがちなので、あくまでもトレードルールに忠実に検証するのが絶対条件です。
手法やルールが変わってしまう!?振り返りの罠
トレードの振り返りは、非常に重要です。
でも、その振り返った結果をどのように次のトレードに生かすか?これは、慎重に行動すべきだと考えます。
実際の私のケースですが、毎週毎週振り返りをする中で、負けトレードを分析して、何がいけなかったか?同じ負けを繰り返さないためにどのようにルールに組み込むかを積極的に行ってました。
一見何も悪くない、むしろ良いことをやっているように見えると思いますが、これを数週間続けると、1か月もすると当初のトレード手法とルールからかなり方向性が変わってしまったのです。
結果、私の場合、トレード成績が悪くなってしまいました。
原因はお分かりの通り、良かれと思って取り入れたルールを検証せずに実践に取り入れてしまったことです
普通に考えたら、検証せずに手法を実践することはリスクであることは、お分かりの通りです。
しかし、私の場合は、すでに手法・ルールが確立していたので、取り入れたルールはマイナー(補助的)なものばかりであるという意識がありました。
一つ二つなら、そんなに影響もないでしょうが、数週間経過すると、どんどん追加ルールが増えていって、当初の手法からだいぶギャップが出てしまいました。
手法やルールの改良は、とても良いことですが、かならず検証してその有効性に期待が持てると自信が持ててから実践に移すようにしましょう。
まとめ
- トレードの振り返りは大切
- トレードの振り返り方は人それぞれ
- トレードの振り返りに目的を持つことが重要
- 振り返りで得た気づきは検証してからルールに組み込もう
この記事では、
って方向けの内容になっています。