損切は素早く、でも早すぎても無意味【FXトレード解説】




こんにちは、サラリーマンFXトレーダー・しゅんすけです。

FXトレード解説を再開したものの、更新頻度は週一になってます。

続けられる頻度で無理なくやっていこうと思います!

今回は、失敗トレードを元に自分の気づきを残しておこうと思います。

成功トレードばかり載せてもなんだか胡散臭いですし・・・、とはいえ、失敗トレードは恥ずかしいものですがw

タイトルの通り、適切な損切り判断について考えてみたいと思います。

ではトレード解説いきます!

(私の手法はこちらで解説しています)



上位足のトレンドラインは忘れずチェック

トレンドラインに接近!明確に弾かれたらショートしたい

7月23日に実際にエントリーした時のチャートを使って解説します。

まずは、USD/JPY 60分足です。

トレンドラインを引いている通り、中期的には、緩やかな下降トレンドです。

トレンドライン上部チャンネル上限あたりに迫っているので、青○あたりで売りたいなあと考えてました。

上昇と見せかけて、急反転。ダマし発生のタイミング完璧のエントリー

こちらがUSD/JPYの5分足チャートです。青○部分でトレードしました。

もうちょっとチャートを拡大してみます。

エントリー前に上に行くぞーって感じの動きがありましたが、トレンドライン上部だったので、ここで形成されたV字は無視と決めてました。

その後、トレンドブレイクを望んでポジションを持った人たちをあざ笑うかのように急反転し始めたので、「逆V字形成したら売りエントリーだ!」と構えてました。

期待通り下がってきたので、青○でエントリー、そして、就寝までできる限り伸ばして、赤○で決済!・・・というシナリオが理想でした。

でも、実際のトレードはこちら!

なんと2回もエントリーして、①回目はエントリー後の小さな反転でビビって決済、②回目も小さな反転後に少し戻したところで決済。

ねっ、ひどすぎるでしょ(;´Д`)

昔は、むしろ逆指値入れた値まで何が何でも祈って粘って、ドカンと損切りされていたんですが、最近は「早めの損切り」を意識しすぎるせいか、少しの動きに翻弄されて、意味不明な(もったいない)ところで決済するようになってしまいました。

エントリーが完璧でも手仕舞いをミスれば無意味です

「早めの損切り」とは、刻一刻と形成されるチャートの形を見て、常にどこで決済するのがベストかを判断し続けることだと思います。

昔の自分は、チャートがどんな形を形成しようが、最初に設定した逆指値設定より早めに決済することをしませんでした。

これは、「初志貫徹」と言えば聞こえがいいですが、言い換えれば「頭でっかち」「自分の過ちを認めず方向転換できない」とも言えます。

なので、リアルタイムでどこで損切りするのがベストか常に考え続けることが理想だと思います。

んで、今回はそれを体現しようとして、「手早く、手早く」と意識しましたが、今後は、小さな動きに右往左往して、頭の中は常に慌てていました。

これもダメですね・・・だって、リアルタイムにベストな損切りポイントを探しているわけではなく、値動きの値ごろ感で何となく決済している(逃げている)だけですから。

じゃあ、どうすればよかったのか?

今回、私が考えた決済へのルールはこちらです。

  • エントリー後は、まず「ここまできたら損切りする」という最大損切りポイントへ逆指値設定
  • その後、チャートのひと山(またはひと谷)を確認して、山(谷)の頂点を新たな損切りポイントと決め、ポジションの半分に対してここで決済するようにする
  • もう半分は、最大損切りポイントまたは、さらに新たに確認された山(または谷)で損切りする
  • 山や谷の形成は、5分足が確定したローソク足で判断する。確定していない動いている足に翻弄されない
  • 山も谷も形成されず、エントリー後逆指値ポイントへまっしぐらだった場合はドンマイ(・´з`・)

今週は、こんなトレードばかりで、負け越してしました。

後から分析すると、エントリーポイント自体は、悪くないことが判明し、落胆したことは言うまでもありません。

むしろ昔の損切りへのスタンスの方が、利益が出せただろうなーと思える結果になりました・・・Ω\ζ°)チーン

エントリーへの嗅覚は上がったと思える結果と、損切に対して良い学びを得たとポジティブに考えて、来週からまた頑張ろうと思います。

ちなみに決済は早めにということを特に意識した理由は、現在マーセルリンク の「高勝率トレード学のススメ」の本を読んでいる最中だからです。(いまさらですが・・・w)

この本のなかでも、決済は早めにというキーワードが出てきます。

しかも、損切に対しても分割決済を活用することもアリと書かれており、これまでの自分は利確に分割決済を使っていたものの損切に対しては(なぜか)使っていなかったので、これを機に分割損切りを取り入れてみようと考えたわけです。

まあ、今回はそれが裏目に出て、チマチマチマチマ変な箇所で少しずつ決済してしまうという情けない結果につながったわけです。

あ、でも本はみんながお勧めしている鉄板本なだけあって、非常に良いことが書かれてますので、おすすめです。

皆さんの参考になれば幸いです!週末は英気を養って来週からも頑張りましょう!




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