ドテンは狙うものではなく、あくまでも結果であるべき【FXトレード解説】




こんにちは、サラリーマンFXトレーダー・しゅんすけです。

今週の相場は、限定的な動きから始まって、雇用統計の金曜日に活発な動きを見せて終了といった形でした。

私は、最終日の金曜日に雇用統計後にドテンエントリーを実行して、プラスにすることができたので、そのトレードについてご紹介したいと思います。



ドテン注文とは?

ドテンとはトレード用語で、今まで持っていたポジションを決済すると同時に、逆のポジションを取ることを言います。

つまり、最初のポジションが自分の想定通りに動かず、損切りラインに到達したものの、逆に損切ラインが逆ポジションを持つのに最適だと判断されたときに実行されるトレードもドテンになります。

うまくドテンを使いこなすことができれば、チャンスに素早く反応して、トレードを有利に進めることができます。

ただしドテンは、往復ビンタを食らう(つまり、最初のエントリーもドテンエントリーも損切りになり2倍の損失となる)リスクがあるため、実行する際には、慎重な判断が必要になります。

一般的に難易度の高いトレードと言われています。

ではトレード解説いきます!

(私の手法はこちらで解説しています)

環境認識して、エントリープランを立てよう!

ややロング目線、ショートはレンジを抜けきってから

8月7日に実際にエントリーした時のチャートを使って解説します。

まずは、USD/JPY 60分足です。

中期的には、下降トレンドですが、直近の1週間は値動きの小さなレンジ相場になっていることが分かります。

私は、ややロング目線で考えてまして、ショートで入るならレンジを上抜けたあとの明確な反転からと決めてました。

急反転する相場にチャンスあり!意外性のある動きに着目する

青○:売り注文

赤○:買い注文

直前の雇用統計によって上に長いヒゲが形成され、元のレンジ戻ってきて実線が確定したので、「上に行くと見せかけて、元に戻る」という私の好きな急反転パターンに当てはまるので、①の売りエントリーを実行しました。

しかし、誰もが「やっぱり売り方向だったかー」と確信しそうな直後、今度はトレンドラインにサポートされ、素早く上方向に反転して、強いV字パターンを形成したので、①のポジションは損切りして、即座に②の買いエントリーを持ちました。

つまり、ドテン注文ですね。

②の方は、期待通りに上昇して、無事利確できました。

どちらも自分のパターンでエントリー。結果は時の運

USD/JPY 

①105.59 → 105.75 -16pips

②105.77 → 106.01 +24pips

ドテンは狙うものではなく、ただの結果であるべき

今回、ドテントレードについて紹介しましたが、あくまでも強調したいのは、ドテンを狙ったわけではなくマイルールに従ってエントリーした結果ドテンになった、ということです。

ドテンは、自分が持っていたポジションの逆を持つことなので、損切りになったポジションに対して怒りを感じて、その腹いせに逆ポジションを持ってしまうという冷静さを欠いたトレードでも生じえます。

そういった感情的にドテンした場合は、大抵往復ビンタを食らって損失2倍になることも少なくないです。

なので、ドテンを積極的に狙っていくことは個人的にはお勧めできません。

ドテンという言葉が存在するがために、ドテン=テクニックという風にも見られそうですが、私はそうではないと考えています。

マイルールを徹底して、堅実なトレードを実行しましょう!

月並みな言葉ですが、これで今週のトレードハイライト(解説)を締めたいと思います。




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