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目次
1. はじめに
赤ちゃんが生まれる前に必ず直面するのが「何を準備するか」という問題です。洋服やおむつ、哺乳瓶などの細々としたものから、ベビーカーやチャイルドシートといった大型アイテムまで、そのリストは膨大です。その中でも特に悩みやすいのが ベビーベッド。
「買った方が安心?」「使う期間は短いのに本当に必要?」と、多くのパパママが迷うポイントです。さらに最近では、ベビー用品を購入せず レンタルで済ませる という選択肢も広がっています。
私自身、第一子の出産準備の際に「購入」と「レンタル」で悩み、最終的にレンタルを選んだ経験があります。その体験を通じて感じたメリットやデメリットを、実際の使用感も交えてまとめてみたいと思います。
この記事ではまず、ベビーベッドが本当に必要かどうか、そして購入した場合のメリット・デメリットについて考えていきます。
2. ベビーベッドは本当に必要?

そもそもベビーベッドは必須なのか。ここから考えてみましょう。
使用期間は意外と短い
ベビーベッドの利用期間はおおよそ 新生児〜生後6か月ごろまで が一般的。赤ちゃんが寝返りを打つようになると、柵にぶつかったり転落のリスクも出てきます。そのため「半年も使わなかった」という家庭も少なくありません。
ただし、長く使えるタイプや、ベビーサークルやソファとして転用できる多機能ベッドもあります。しかし基本的には 短期間の使用が前提 になるケースが多いのです。
必要とされる主な理由
ベビーベッドを用意する理由には以下のようなものがあります。
- 大人のベッドでの添い寝は窒息リスクがあり危険
- 掃除機やペットから赤ちゃんを守れる
- 夜間の授乳やオムツ替えがしやすい
- 来客時や昼間も安心して寝かせられる
特にペットを飼っている家庭や、上の子がまだ小さい場合には「安全地帯」としての役割が大きいです。
不要と感じる家庭も
一方で、「ベビーベッドを買ったけれどほとんど使わなかった」という声もよく聞きます。理由はさまざまで、
- 添い寝の方が楽だった
- 部屋が狭くて圧迫感があった
-
赤ちゃんがすぐに嫌がって寝てくれなかった
といったパターンです。
つまり、ベビーベッドは「あると便利」ではあるけれど、「必ずしも必要ではない」アイテムだと言えます。
3. 購入するメリット・デメリット

ベビーベッドを 購入 した場合のメリットとデメリットを整理してみましょう。
購入のメリット
- 新品の安心感
赤ちゃんが毎日長時間過ごす場所なので、衛生面や安全性に敏感になる親も多いです。新品を購入すれば「誰が使ったかわからない」という不安はなくなります。 - 次の子どもに使い回せる
兄弟姉妹を予定している家庭なら、購入しておけば二人目以降も使えます。長期的に見ればコスパが良いケースもあります。 - 愛着や記念品になる
初めての赤ちゃんのために選んだベビーベッドは、思い出深いアイテムになります。写真や動画にもたくさん登場するため、記念の品として残しておきたい人もいます。 - 自分好みにカスタマイズできる
シーツや布団を合わせたり、ベッドインベッドを置いたり、ママパパのこだわりを反映しやすいのも購入の利点です。
購入のデメリット
-
使用期間が短いのに高額
ベビーベッドは1万円台から購入できますが、しっかりした木製タイプや多機能モデルは数万円するものも珍しくありません。半年しか使わないのにこの出費は大きいと感じる人も。 -
置き場所や収納に困る
使い終わった後に保管場所が必要です。解体しても大きく、ワンルームや狭い住宅では「邪魔になった」という声が多いです。 -
処分が大変
次に使う予定がなければ処分が必要ですが、大型家具なので粗大ゴミに出すにも手間と費用がかかります。フリマアプリに出品しても送料が高額で、売れにくいこともあります。 -
赤ちゃんに合わない可能性もある
「せっかく買ったのに、赤ちゃんが全く寝てくれなかった」というケースは少なくありません。結果的に添い寝になってしまい、無駄な出費に感じるパターンもあります。
4. レンタルするメリット・デメリット

ベビーベッドを「レンタルする」という選択肢は、ここ数年でぐっと広がっています。赤ちゃん用品レンタルサービスの普及により、必要な期間だけ借りられる便利さが注目されています。では実際にレンタルすることで得られるメリットとデメリットを整理してみましょう。
レンタルのメリット
- 短期間利用に最適
ベビーベッドは生後半年ほどで卒業するケースも多く、使用期間が極端に短いことも。そのため、購入すると数万円の出費に対して「もったいなかった」と感じる人もいます。レンタルなら必要な月数だけ利用できるので合理的です。 - 収納の心配がいらない
赤ちゃん用品はどれも大きく場所を取ります。購入した場合、使わなくなったベッドの保管場所に困る家庭は少なくありません。レンタルなら返却するだけで済み、家をすっきり保てます。 - 初期費用を抑えられる
新品を買えば3〜7万円程度することもありますが、レンタルなら1か月数千円から利用可能。短期間の利用であれば大幅にコストダウンできます。 - 最新モデルや人気商品を試せる
レンタル会社は安全基準を満たした製品を取りそろえており、人気のモデルや使いやすいデザインを気軽に試せます。
レンタルのデメリット
-
中古への抵抗感
レンタル品は基本的に中古品。清掃や消毒はしっかりされていますが、「新品でないと不安」という人には向かないかもしれません。 -
傷や破損のリスク
利用中に傷や汚れが付いた場合、修繕費や追加料金が発生する可能性があります。特に活発な赤ちゃんだと「壊してしまったらどうしよう」と心配になる親もいます。 -
延長費用が発生することも
最初は3か月レンタルの予定でも、実際には6か月以上使うことになることもあります。その場合、延長料金を払い続けると購入費用とあまり変わらなくなるケースもあります。
総じて、レンタルは「短期間の利用」「収納を気にしたくない」家庭にとても向いています。一方で「兄弟で使い回す予定がある」「新品をどうしても使いたい」という人には購入のほうが合っているでしょう。
5. 実際にレンタルして感じたこと

ここからは私自身がベビーベッドをレンタルしてみて感じた体験談をお伝えします。
注文から配送までの流れ
レンタルは思った以上に手軽でした。ネットで注文して、数日後には自宅に届けてもらえます。組み立ても簡単で、工具不要でスムーズに設置できました。新品ではないものの、しっかり清掃されていて不快感はありませんでした。
使用中に感じたメリット
-
想像以上に清潔感がある
丁寧に消毒されており、使用感はほとんど気になりませんでした。シーツやマットレスは新品を選べるサービスもあり、衛生面で安心感がありました。 -
「使い終わったら返せばいい」という安心感
子どもが成長するにつれてベッドを使わなくなったとき、すぐに返却できるのは想像以上に楽でした。大きな家具を処分する苦労を考えると、このメリットは非常に大きいです。
不便に感じた点
-
サイズの選択肢が限られていた
人気モデルはすぐに予約が埋まってしまい、借りたい時期に希望のサイズが手に入らないこともありました。余裕を持った予約が必要だと感じました。 -
返却時の梱包作業がやや面倒
梱包材を再利用して返送する必要があり、ベッドを解体する作業は少し大変でした。
全体としては「買わなくて正解だった」と思える経験でした。半年ほどで卒業してしまったので、レンタルのコストパフォーマンスを実感しました。
6. 他の赤ちゃん用品レンタルも試してみた

ベビーベッドをレンタルした経験から、「他の赤ちゃん用品も借りられるのでは?」と調べていくうちに、いくつかのアイテムもレンタルで試しました。
ベビーカー
ベビーカーは種類が豊富で、A型・B型、海外ブランド、日本製など迷うポイントが多いです。レンタルなら「実際の使い勝手」を確かめられるので、購入前のお試しに最適でした。ただし長期間使うものなので、最終的には購入する人が多い印象です。
チャイルドシート
車を持っている家庭に必須のアイテムですが、こちらもレンタルが可能。数か月だけ車に乗る機会がある人や、帰省中だけ使いたい人にレンタルは便利です。ただし安全性を考慮すると、新品を購入したほうが安心という考え方もあります。
バウンサーやハイローチェア
使用期間が短く、赤ちゃんによって好みが分かれるアイテム。買ったのに全然使わなかった、という声をよく聞きます。私もレンタルで試した結果「うちの子には合わなかった」と判断できたので、無駄な出費を避けられました。
「レンタル向き」と「購入向き」の線引き
- レンタル向き:使用期間が短いもの(ベビーベッド、バウンサー)、試してみないと合うか分からないもの
- 購入向き:長期間使用するもの(ベビーカー、チャイルドシート)、安全性や清潔さを重視するもの
この経験から、赤ちゃん用品は「全部レンタル」「全部購入」と決めるのではなく、用途に応じて組み合わせるのが賢いやり方だと実感しました。
7. レンタルと購入の費用を比較

ベビーベッドを検討する際、最も気になるポイントの一つが費用です。新品を購入する場合とレンタルする場合のコストを比較してみましょう。
ベビーベッド新品購入の相場
国内で購入できるベビーベッドの価格は、素材やブランドによって大きく異なります。一般的な木製ベビーベッドは2万円〜5万円程度、デザイン性や機能性にこだわった高級タイプでは10万円を超えることもあります。また、マットレスやベッドガードなどの付属品をそろえるとさらに数千円から1万円以上の追加費用が必要です。
購入のメリットは、長期間使えることや家族で共有できることですが、使用期間が短い場合や収納スペースが限られている家庭では、購入費用が負担になりやすいのも事実です。
レンタル料金(1か月〜6か月想定)
一方、レンタルサービスを利用すると、月額数千円からベビーベッドを借りることができます。例えば1か月あたり3,000〜5,000円程度が一般的で、6か月レンタルした場合でも2万円前後で済むことが多いです。
レンタルには、マットレスや布団、ガードなどがセットになっているプランもあり、購入時に必要な付属品を別途揃える手間もありません。短期間で使う場合や、引っ越しなどで保管スペースが確保できない家庭には特に便利です。
長期的に見たコストパフォーマンス
購入とレンタルのコストを比較すると、使用期間が短い場合はレンタルの方が圧倒的にお得です。半年程度の利用なら購入するよりも費用を抑えられます。逆に、今後兄弟が生まれる予定があり、長期にわたってベッドを使うなら購入も検討すべきです。
また、レンタルは返却後のメンテナンスや収納の手間が不要なため、時間や手間をお金で買うと考えることもできます。コストだけでなく利便性も含めると、レンタルは非常に高いコストパフォーマンスを持つ選択肢です。
8. レンタルを検討する際の注意点

便利なレンタルサービスですが、利用する際にはいくつか注意点があります。これらを把握しておくことで、トラブルなく快適に利用できます。
清潔さやメンテナンス方法の確認
レンタルベビーベッドは複数の家庭で使用されるため、清潔さが気になる方も多いでしょう。多くのレンタル業者は、返却後に分解・清掃・消毒を行っていますが、衛生管理の方法やクリーニング頻度を事前に確認すると安心です。特に赤ちゃんは免疫力が弱いため、使用前に自宅で簡単な拭き掃除をすることもおすすめです。
延長料金・破損時の保証内容
レンタル期間を延長する場合、追加料金が発生することがあります。予定より長く使う可能性がある場合は、延長料金や上限を事前にチェックしておきましょう。また、ベッドや付属品を誤って破損した場合の保証や補償内容も確認が必要です。業者によっては破損時に修理費を請求される場合があります。
配送・設置・返却の条件をチェック
自宅まで配送してくれるサービスがほとんどですが、地域によっては送料が別途かかる場合があります。また、ベッドの組み立てや設置を自分で行う必要があるか、返却時の梱包方法や集荷方法も確認しましょう。スムーズに利用するためには、事前に全体の流れを把握しておくことが重要です。
9. ベビーベッド選びに迷っている人へのアドバイス

ベビーベッドは、赤ちゃんの安全と快適さを守る重要なアイテムですが、購入とレンタルのどちらを選ぶか迷う家庭も多いでしょう。選ぶ際のポイントを整理します。
初めての出産準備ならレンタルがおすすめ
初めての子育てで、どれくらいベビーベッドを使うか分からない場合はレンタルがおすすめです。短期間の使用であれば費用も抑えられ、使い勝手を試せるので安心です。また、レンタルなら産後すぐに届くサービスもあり、出産準備の手間も軽減できます。
兄弟計画がある場合は購入も検討
今後二人目以降を考えている家庭では、長期間利用できる購入も選択肢に入ります。兄弟で共有することで費用を分散でき、購入した場合は使用後に売却や譲渡も可能です。ライフスタイルと将来の計画を考慮して判断しましょう。
ライフスタイルと住居環境で判断
部屋の広さや収納スペースも重要な判断材料です。賃貸で収納が限られている場合や、転勤が多い家庭ではレンタルが便利です。逆に十分な収納スペースがあり、長期的に使う場合は購入でも問題ありません。
10. まとめ
ベビーベッドの「購入とレンタル」は、一長一短があります。
- 購入は長期使用や兄弟がいる家庭向き。愛着が湧き、長く使える反面、費用や収納スペースの問題があります。
- レンタルは短期間利用や初めての出産に最適。費用を抑えられ、メンテナンスも不要ですが、使用期間が長い場合は購入より割高になることもあります。
我が家では、赤ちゃんの成長に合わせて柔軟に対応できるレンタルを選びました。結果、費用・手間・安全面で非常に満足しています。
初めてベビーベッドを選ぶ方や、短期間だけ使いたい方には、レンタルサービスを積極的に活用することをおすすめします。

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